フットバッグをやってみよう!
フットバッグは、始めるにあたってまず必要なのが「バッグ」です。とにかく必要なものはそれだけです。
バッグは、1個300円で販売しています。欲しい方は「infoあっとまーくkankeri.org」にメールして下さい。また、練習に来てくれたら貸したり、使っていないものをあげたりすることが出来るのですが、なかなかそれは難しい方は、インターネットで買うことをおすすめします。
店頭での購入は、「東急ハンズ」のジャグリングコーナーに置いていたと思います。
その他の入手方法は、缶蹴メンバーのTJがフットバッグを作っているので「缶蹴」までメールしてもらえばお作り出来ると思います。
どうしたらいいか分からない方は、「缶蹴」までメールして下さい。
バッグの入手方法
1個300円のフットバッグ
- ・「缶蹴」にメールをして1個300円で購入する。
- ・「缶蹴」の練習に来る。
- ・「東急ハンズ」で購入する。(ジャグリングコーナーに置いていると思います。)
- ・インターネットで購入する
- 「ナランハ」や「楽天でフットバッグと検索する」など
- ・「缶蹴」にメールしてTJに作ってもらう。
- メールアドレスは tjあっとまーくkankeri.org 又は、infoあっとまーくkankeri.org
おすすめのバッグは?
初心者の方
「ミスターサンドバッグ」をおすすめします。
中級者以上の方
「フットファイター(クラシック)」をおすすめします。
バッグを手に入れたら
とにかく蹴ってみましょう!
まずは何も考えずにただひたすら蹴りましょう。最初はなかなか続かないかもしれませんが、数を目標にしてとにかく蹴ってみましょう。
うまく蹴れない人は
まずは、ひざで1回蹴って、手でキャッチ。左右交互に繰り返して行いましょう。
慣れて来たら2回、3回と数を増やしていきましょう。
焦らずに1回1回丁寧に蹴り、バッグをまっすぐ上げれるようにしましょう。
ひざの次は足のつま先で行う。要領はひざと同じで、1回蹴って手でキャッチ。
慣れて来たら回数を増やしていきましょう。
つま先の次は、インサイドキック(足の内側の土踏まずの辺り)を使ってやってみましょう。
これも同様に1回蹴って手でキャッチから行う。
最後に、アウトサイドキック(足の外側)を使ってやってみましょう。
これも同様に1回蹴って手でキャッチから行う。
どのキックもバッグを真上に上げれるようにコントロールしましょう。
キックのコツは、しっかりバッグを見ることと蹴るタイミングが重要です。
バッグが真上に上がる、蹴るポイントのバッグ位置とタイミングを頭と体で覚えましょう。
慣れてきたら
体の色々な部分を使って蹴ってみましょう。出来るだけ左右均等に蹴るように心がけましょう。
安定して蹴れるようになるまで、目標を持って頑張りましょう。
他に一緒に蹴る人がいれば
複数で輪になって蹴ってみましょう。
2人でも構いません。とにかくみんなで蹴りましょう。
1人で蹴るより2人や大勢で蹴る方が絶対楽しいはずです。
さあみんなを誘って、みんなで蹴ってみましょう。
フリースタイル・フットバッグを始める
フリースタイル・フットバッグには様々な技が無数にあります。
主な技として、以下の3つの技があります。
・トー・ストール
・インサイド・ストール
・クリッパー・ストール
ストールとはバッグを足に止める(乗せる)ことです。
さて、これからこれらの技の紹介をしていきましょう。
トー・ストール
足の甲(爪先あたり)でバッグを止めること
↑足を直線に合わせる
- まずは、実際に地面にある直線を参考すること(つまり、想像上の直線を使わないこと!)。直線を描いても良いし、タイル、煉瓦などの隙間が作る直線を使っても良い。
- 足にバッグを置き、太もも、ひざ及び足をまっすぐにし、その直線から離れないようにする。
- ひざをあげ、太ももとすねの角度と、すねと足の甲の角度が90度になるようにする。足を上げても、太もも、ひざ及び足は、直線から離れないようにする。
- バッグをセットする時は、ひざを狙って真上にセットする。バッグが足から離れたら、太ももを使って足全体をバッグの外側にずらす。つまり、バッグは真っすぐ上に動いているが、足をバッグの外側に移動している(例えば、右足でセットする場合は、セットした後に足を右側にずらす)。ひざの外側でバッグをセットすると、例えば上がったバッグを左足でストールする時に、バッグが移動する距離が長くなるので、効率が良くない。バッグは常に右足と左足のひざの内側にある
↑90度の角度(L型)
※この体勢から足に乗っているバッグを覗くと、バッグはひざの真ん前か、ひざの少し内側に見えると良い。バッグが膝の外側に見えたら、フォームは正しくないので要注意。
↑良い例(ひざの内側にバッグが見える)↑良い例(ひざの真ん前にバグが見える)↑良くない例(ひざの外側にバッグが見える)
インサイド・ストール
体の前で、足の内側にバッグを止める
↑足を直線に合わせ、バッグが軸足の左側にくるようにする
- トー・ストールと同様、地面にある直線を参考にすること。
- 右足の内側にバッグを置き、軸足とインサイド・ストールしている足をその直線に合わせる。※ここで大事なことは、右足にあるバッグが少し軸足の左側に来るようにすること。
- ストールしている右足を動かないようにしながら、軸足を30度右側に向ける。こうすることによって、ストールしている足がより平らになる。
↑軸足を30度右側に向ける
※軸足を30度右側に向ける時に、ストールしている足が動かないようにすることが大切。ストールしている足を軸足と一緒に30度に向けてしまうと、ストールしている足がより体の右側に来てしまうので要注意。右足でインサイド・ストールしている時に、バッグが体の左側に来るようにすることは、上手いクリッパーへの近道。
↑良くない例(バッグが軸足の右側に来ている)
※インサイド・ストールをしている時に、足指で靴の底を押すようにし、足をなるべく平らにする。筋力がつくと、足はより平らになる。
※バッグは軸足の膝の少し下にストールする。バッグが足に乗ったら、足をすねの真ん中の辺りに下げる。
クリッパー・ストール
軸足の後ろで、足の内側にバッグを止める
↑軸足はインサイド・ストールとほぼ同様の体勢
- インサイド・ストールをして、その足を軸足の後ろに持っていく。インサイド・ストールと同じように、ストールしている足は真っすぐで、そして平らにするため、軸足は30度逆の方向に向ける。クリッパーで終わる技をする時は、必ずこの体勢にするように意識することが大切。なぜなら、これは次の技を入りやすくするための準備になる。例えば、ワール(whirl)からステッピング(stepping)に入る場合など。
↑良い例(軸足が30度向いていることが分かる)
※軸足を地面につける時は、まずつま先の方から着地し、そしてひざとかかとを下しながら徐々に体重をのせる。なるべく柔らかく地面に着くようにする。これはダブル・デックス(double dex)やシンポジウム(symposium)系の技に特に重要。かかと、あるいは足全体で地面に着くべきではない。
※上手いプレイヤーのクリッパーを見ると必ず軸足は30度に向いていることが分かる。
フットバッグ用語について
フットバッグ用語が分からないという方は、日本フットバッグ協会のサイトに用語集があるのでそちらを参照してください。
練習方法
トー・ストールとインサイド・ストールのドリル
- 筋力をつける為、インサイド・ストールの体勢を1分間維持する。
- 軸足のひざを曲げないようにしながら、インサイド・ストールしている足を直線に合わせながら、上げたり下げたりする。
- ラップ・アラウンド(Wrap around)をする。ラップ・アラウンドとは、インサイド・ストールのまま、軸足の後ろにストールしている足をもっていくこと。
- ウォーク・オーバー(Walk over)をする。ウォーク・オーバーとは、インサイド・ストールの足を地面に置いたまま軸足をまたぐこと。もし痛みを感じたら、すぐやめること。
- グアイ(Guay)をする。グアイとは、アラウンド・ザ・ワールドのデックス(dex)をした後インサイドでストールする。これは良い練習になる。デックスの時は、足の形は常にインサイド・ストールのままで行う。
- インサイド・ストールを左右交互で連続50回目指す。
- 同じ足で、トー・ストール>インサイド・ストールのドリル。足をつかないようにする。
クリッパーのドリル
- 右インサイド・ストール>左クリッパー(できる回数まで)
- 右トー・ストール>右クリッパー(足をつかない)
- 右インサイド・ストール>右クリッパー(足をつかない)
- 同じ足で、連続クリッパーをする。なるべく軸足を動かさないで、低いセット (1cmほど)で行う。(クリッパーした後は足をつかない)
- 左右交互でクリッパーをする(100回ぐらいを目指す!)
- 同じ足でクリッパーを連続でする(50回を目指す)
フットバッグの効率よい練習法
なるべく早く上達したい人は次のように練習すべき
- 技を難しく感じるということは、その技のやり方に問題があるということ。次のように練習すると、ほとんどの技は簡単になるだろう。
- まず、挑戦してみたい技について、手に入る情報をできるだけ多く収集すること。インターネットや他のプレイヤーから情報を収集すると良い。情報がない場合は、頑張って探すこと。頑張れば、情報はぜったい手に入る。
- 挑戦してみたい技をその構成要素に分析し、それらをすべてマスターすること。例えば、バタフライがしたい場合は、まずはインサイド・ストール、クリッパー、アラウンド・ザ・ワールド、レッグ・オーバー(トーとクリッパーセット)、左右交互でクリッパー連続などをマスターすると良い。技の構成要素がうまくできれば、その技はきっと楽にできるはず。
- できるようになりたい技をその技ができる人に聞くこと。近くにプレイヤーがいないときは、遠くても積極的に他のプレイヤーに会いに行くことが大事。
- 同じ技を同じやり方で約1時間練習しても上達しない場合は、フォームを修正するか技の構成要素(つまり基礎)をもっと練習すべき。
- 上達の速い人は、新しい技を身につけるのに、だいたい1時間しかかからない。なぜなら、上達の速い人はちゃんと基礎ができているので、応用が利く。
- 自分より少し上手い人に習う場合は注意が必要。教えてもらったら、タメになる場合はあるかもしれないけど、多くの場合、そのアドバイスはマイナスになる。基本的な技は、上手い人に教えてもらうべき。
- スタイルの好きなプレイヤーに技のやり方を教えてもらうと良い。また、聞いたアドバイスを練習帳に書くと良い。様々なやり方を比べて、一番自分に合っているやり方で練習すべき。正しいやり方が分からない場合は、多のプレイヤーに技を見てもらい、アドバイスをもらうと良い。
- 技のやり方を知りたい場合は、上手いプレイヤーにしつこく聞くと良い。教えてもらうまで頑張って聞き続けること!
- 技をやった後にバランスを崩す場合は、姿勢を正すと良い。いつもバランスが悪い技があれば、例えばバーフライ(barfly)の後にオーシス(osis)にしか入れない場合は、オーシスの代わりにバランスを必要とする技をやると良い。例えば、barfly>ducking clipper/p whirl/ripwalkなど。
- 二つの技をつなぐのが難しい場合(例えばdrifter>blurなど)、二つ目の技をセットする前に少し長く待つ(ストールする)と良い。典型的な例はosis>spinである。スピンに入る前にオーシスがクリッパーの形になるまで待たないといけない待たないと、スピンの入り方は不安定になる。同じような例はosis>ripwalk、paradox drifter>spin、paradox drifter>stepping、dlo>pixie/fairieなどである。
- バシェックの動画をスローで見ると良い。
- 動画を見るときは、好きなコンボやドリルが出たら、それを書いて練習すると良い。アイデアをゲットするために、動画はいい勉強になる。
- 海外のプレイヤーやフットバッグに関する情報は英語中心だから、英語を身につけることが大切!